1. ゆびきり(弾き語り)
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ゆびきり
作詞・作曲 三上 柊弥 絶え間なく続いて行く道 地平線に映る いくつかの名場面が落ち葉のように舞っている いつも落ち合うのは 二人だけの あの隠れ家 日が暮れても そこに居たね 時が過ぎるの忘れて 悲しく滲む日に二人交わす 約束は今でも忘れない 六年後の今頃 またここで逢おう 絶対 これからもきっと忘れないだろう 幼き日々の 淡い この想い 寂しさの夜 優しさの朝 二人だけで過ごしてきた日々たちよ 別れが近付いてきた時 何も言葉は無く 約束と差し出す小指 振り返る姿が切なかったね 寂しさの涙が流れて 時が流れ 悲しい別れ 涙は枯れ 一人だけの帰り道 うつむき歩く背に伸びる影は 切ない涙 誘う茜色 これからの日に映る姿に 何も言えなくて ようやく歩き出し始めた頃 過ぎ行く時に 着いて行けなくて それでもいつもと変わらぬ様に 朝は来て また歩かなきゃならない いつも落ち合うのは 二人だけの あの隠れ家 日が暮れても そこに居たね 時の流れを感じて あれから もう少しで六年が 過ぎ行くけれど 遠き日々たちが 移りゆく景色に重なって あと少し あの場所… 何も変わらない景色や風や 温度もぬくもりもそのままで もう二度と離れる事ないように あの日より強く結ぶ小指と小指 |
2. 今を生きる(弾き語り)
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今を生きる
作詞・作曲 三上 柊弥 いつからか涙は 意味の無いものになって 何でもない場面に 優しさは無いと嘆いた 藍色の時代を ダイジェストにすれば説明不足で あと少しだなんて思っていたけど そんな事はない 届かない距離だった 足音 鳴らして歩いて 進んでいると実感したかった 恐れる事はないだろう だってここで生きてるから とても大きな夢だった とても小さな希望だった 小さな思いが連なって 少しずつ自分の道は作られる 偉いとか 偉くないとか 地位だとか 功績を称えるだとか 決めるのはいつも他人だから 真実の価値はそこにないから どうしても誰かを頼って生きてしまうけど 頼らずに生きて行こうなんて 只の現実逃避だよ 激動の時代を 潜り抜け作られたプライド 作り物の脆さを 知る事になる日もあった 後ろから迫って来る何かに 追い付かれ 追い抜かれても 焦る事はないだろう だってまだ歩いてるから 全力で走ったって すぐに届く距離じゃないのだから 疲れたら歩いたっていいじゃないか 進んでいる事に変わりないから 辛いとか 嬉しいとか 苦しいとか 楽しいとか 悲しいだとか それが生きてるって事だから 悲しけりゃ泣いて 楽しけりゃ笑え 悲しけりゃ泣いて 楽しけりゃ笑え |
3. 雨を降らす日(弾き語り)
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雨を降らす日
作詞・作曲 三上 柊弥 まだ ここにいるはずだった どうしていないの どうしていないのだろう どうすればいいの つらい思いをさせちゃって ほんとにごめんね ほんとにごめんね 今は それしか言えない 写真に手を合わせても 何も変わらない 僕にあげられるものが あるなら今にでも なんとかもう一度だけ 話が出来れば 逢いにゆければ 何度もそう思った それを望んでないことは 分かっているから 逢いにゆくのは まだ 先になりそうです まだまだ 先になります 自分がいなくなってから 夢が叶いそう 夢が叶いそうって 寂しいこと言ってたね 今の姿を見せたくて がんばってきたよ がんばってきたよ だけど ほんとにいなかったら意味がない ロウソクに火を灯しても 何も変わらない 僕にあげられるものは 何にも無いのかな 最後にがんばりなさいと 言われた言葉を 心に閉じて それだけで生きてこれた もう辛くて死にたいけど あなたがくれた 命を捨てることなど 僕はできない まだ先になりそうです |
4. もう一度
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もう一度
作詞・作曲 三上 柊弥 悲しくうつむき 手のひらを見つめる 映す場面に 涙して いつから一人になったのかは分からない 今でも一人じゃないと信じたい 生きて行く為には 何をすればいいんだろう 何にもしなくてもいいのかな 何が大切で 何が必要で 何もかもが全て 分からなくなってしまった 傷つく事を恐れていたんだね 傷つける事が恐かったんだね 全てを疑ってしまった もう失ってしまった 心の時計は止まってしまったけど 街の時計の針は時を刻んでゆく 時間を取り戻せるならば もう一度 最初から… 抱きしめられる昨日を閉ざして これから歩いて行けるのかな 何処まで行けば無くなるのかな 何処まで行っても無くなる事はないの どうしてあなたは何時も此処に居るの 居て欲しかった時に居なかったのに 全てがすれ違っていたね 寂しさを分け合えなかったね 傷つく事を恐れていたんだね 傷つける事が恐かったんだね 全てを疑ってしまった もう失ってしまった 心の時計は止まってしまったけど 街の時計の針は時を刻んでゆく 時間を取り戻せるならば もう一度 最初から… |
5. 空を染めて(クラブジャズ)
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空を染めて
作詞・作曲 三上 柊弥 嗚呼 寂しいね 夜風吹く 街は眠らない 吐息 見つめながら 心も体も凍えてる 嗚呼 いつまで続く どこまで続く 終わりは何処なの 何も無くなっても歩いて行くのだろう 優しい物語を描くように 思い通りにはならない事は 分かっているはずなのに 思い悩む時に 必ず答えが欲しい訳じゃない ただ ただ 一人 心の中で繰り返すだけでいい 夜が空を染めて 月を抱きしめるとき この願い届きますか? 見上げる夜へ 強く光る星は 誰のどんな願いだろう 僕の声 届きますか? 見上げる空へ 悲しい物語を描いてる 殺した心を 信じたくはない こんなはずではない 思い返す度に 気持ちが壊れて 終わりたくなるよ 信じられないよ でもここに居るから まだここに居るから いつか心を縛り 旅に出る日が来るだろう 何故ここに居るのですか? 答えは何処に いつか旅の終わりを見る日が来るのだろうか 何故生きているのですか? 答えは何処に 寂しいね雪の白が夜を明るく見せるこの季節 時刻に積もるように降りしきるいつまでも 何すれば何処に行けば何処まで行けば 未来は見えるの 全てを見渡せる場所 何処にあるのかな 嗚呼 |
6. 少年は流れ星(弾き語り)
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少年は流れ星
作詞・作曲 三上 柊弥 苦しみと勇気で ここまで辿り着いた 心はどこまで 変わっただろう ひとつひとつと階段かけ上がり 空に近づく ここから眺める世界 まだ届かない ここではまだ空は遠く もっともっと高くまで行きたい このまま飛んでみようかと思っただろう 両手広げ あの光の中へ もう少しで ここから抜け出せる 僕の事 分かってくれなんて言わないよ 終わりはそこだから 過去より未来が欲しかった 時に誰かを傷つけても 求めてるものに答えは無くて 消える事の出来ない痛み 全て忘れてしまいたい 羽ばたき煌めき 風に乗って 羽が生えるまで ひどく胸が痛い 僕は壊れた いつもいつの時も どこかで終わる日を信じてた 悲しく虚しいよ 季節は過ぎてく 僕なんか居なくても あの日あの時のこと 流れてく遠い記憶 手の届かない蜃気楼のように 消えそうな面影を 蒼い心で抱きしめた 優しい顔をしてるだろう 最後… 最後なんだと… 僕は笑った いつの日かこの場所で 暗闇を彷徨う星たちが 降って来ない事を信じて 刻み込む 今この時に 切り捨てた心の傷を 過去より未来を見つめてた 時に誰かを傷つけても 求めてるものに答えはいらず 消える事の出来ない痛み 全て忘れてしまいたい 涙は こぼれないよ 最後だから… 僕は笑った |
7. 引き際(弾き語り)
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引き際
作詞・作曲 三上 柊弥 この街に灯が点る頃 いつもと同じ道を 静かなまま過ぎて行った 何も聞こえなかった もう何度目になるだろうこの場所に来るのは 何度来ても慣れなくて その日は特に辛くて ふいに零れる涙 零れた涙の跡に 思い出す光景は いつも同じ場面で 遠く流れてゆく時の中で 季節は人を不安にするから 誰でもいい訳じゃないけど 聞いて答えて もしも今 ここに居てくれたなら まだこれからも自信が持てたよ 只 一人だけの存在だね 想う これからも忘れない 気持ちを込めるよ 暗い部屋の中で一人どれくらい過ぎただろう 何も話さずに笑わずに 俯き膝 抱えていた もう誰も居ないんだと思う一人の日々に これからの事を見つめて 絶望を覚えた夜 涙で目覚める朝 なぞった涙の跡に 蛍光灯の小さな灯で 見つめる鏡の中の自分 窓の外に広がる空は今 青白くこれからの日々照らす 生きてる意味はもう無いんだと 思っているのに 憐憫の心を持った風は 哀切に包んで背中を押す 青鈍色の僕の心は もう綺麗になる事はない 分かっているよ 分かっているけど 分かっているから… |